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俳句の中の地域

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#320 代々木公園の冬の風景(東京都渋谷区) (2024年1月24日執筆)
 
 2018年1月6日、東京渋谷の代々木公園を散策した風景です。都内の地域をフィールドワークした終盤、夕刻の代々木公園は、木々が徐々に茜色に染まって、穏やかな冬空に呼応しているように感じられました。明治神宮の森へとつながる緑地帯は、都心にあって貴重な自然の残るエリアともなっています。
 
春信のライブ 河畔の並木道

代々木公園の冬の風景
代々木公園の冬の風景(2018.1.6撮影)



#319 国宝・犬山城の風景(愛知県犬山市) (2024年1月23日執筆)
 
 2014年1月26日、愛知県北部、木曽川を介して岐阜県に接する犬山市を訪れました。犬山は、国宝の犬山城のあるまちとして知られます。この日は天守の部分改修が行われていて、写真のように工事用の幕や足場が組まれている状態でしたが、天守には入ることができまして、濃尾平野一帯の眺望や、背後の中部山岳を望むことができました。
 
春隣 犬山城の 烟る朝

国宝・犬山城の風景
国宝・犬山城の風景(2014.1.26撮影)



#318 国営ひたち海浜公園、アイスチューリップの花の風景(茨城県ひたちなか市) (2024年1月22日執筆)
 
 2014年1月13日、茨城県の国営ひたち海浜公園に行き、冬に咲く「アイスチューリップ」を鑑賞しました。球根を冷蔵保存して冬を疑似体験させ、その後外気に触れさせることで冬でも花を咲かせるチューリップです。冬空の下のチューリップは、その透明感のある空気に触れて一層しなやかな輝きを放っていまして、寒い季節を鮮やかなものにしていました。
 
冬に咲く チューリップの薄紅の艶

国営ひたち海浜公園、アイスチューリップの花
国営ひたち海浜公園、アイスチューリップの花(2014.1.13撮影)



#317 サグラダファミリアとローズマリーの花の風景(スペイン・バルセロナ) (2024年1月21日執筆)
 
 2020年1月11日(現地時間)、初の海外旅行で訪れた、スペイン・バルセロナのサグラダファミリアとローズマリーの花の写真です。夜遅くにマドリードに着き、国内線で着いたバルセロナの町は、旧闘牛場が商業施設になるなど、スペインの中にありながら、カタルーニャと呼ばれる地域にあって、独特の文化と経済規模を持つ輝かしさに満ちていたように思います。
 
冬のバルセロナ ハーブの瑠璃の花

サグラダファミリアとローズマリーの花
サグラダファミリアとローズマリーの花(2020.1.11撮影)



#316 城山から桜島を望む風景(鹿児島市) (2024年1月20日執筆)
 
 2010年1月30日、鹿児島市街地と桜島を眺望する城山から撮影した風景です。冬ばれの穏やかなこの日、ぼおっとした空の向こう、うっすらとたなびくような桜島の山容は、とてもたおやかなシルエットを見せていました。この桜島へ向かう市営のカーフェリーは24時間、15分間隔で休まず営業していることで知られます。海を挟み対岸に市域を伸ばす鹿児島ならではの光景です。
 
初日の出 年中無休の カーフェリー

城山から桜島を望む
城山から桜島を望む(2010.1.30撮影)



#315 すみだリバーウォークから東京スカイツリーを望む風景(東京都台東区) (2024年1月19日執筆)
 
 2012年1月21日、浅草と対岸の向島を結ぶ「すみだリバーウォーク」から東京スカイツリーを望む風景です。東武スカイツリーラインに沿って歩道を設置したものです。1月に入ると日増しに日が長くなり、寒さが厳しいながらも日差しが徐々に眩しさを増していきます。そんな光に溢れる青空にスカイツリーも染まっている光景を詠みました。
 
晩冬の青空 青きスカイツリー

すみだリバーウォークから東京スカイツリーを望む
すみだリバーウォークから東京スカイツリーを望む(2012.1.21撮影)



#314 永平寺、冬の雪の風景(福井県永平寺町) (2024年1月18日執筆)
 
 2012年1月21日、福井県にある、曹洞宗の中心的な寺院である永平寺を訪れました。福井駅前からバスに乗り到達した門前には雪が一面にあって、雪のなかった福井市街地とは一段と空気が冷たかったことを覚えています。晩秋に訪問した高野山も同様の寒さを感じた記憶がありまして、その時と同様に、俗世とは隔絶した荘厳をそれは思わせました。
 
白き空 床は冷たし 永平寺

永平寺の風景
永平寺、冬の雪のある風景(2012.1.21撮影)



#313 旧東海道・神奈川宿の風景(横浜市神奈川区) (2024年1月17日執筆)
 
 2017年1月28日、横浜市神奈川区内、旧東海道の神奈川宿のあった界隈を散策しました。街道の間近に海が迫り、その風光で知られた神奈川の宿場町も、現在は市街化が高度に進み、埋め立てにより海岸線は遥か彼方となりました。写真は、この地域で唯一宿場町時代から営業を続けている料亭です。ゆるやかに上る坂道に、かつての街並みのよすがを感じました。
 
寒椿 旧街道の 旅籠跡

旧東海道・神奈川宿の風景
旧東海道・神奈川宿の風景(2017.1.28撮影)



#312 草津温泉・湯畑の風景(群馬県草津町) (2024年1月16日執筆)
 
 2023年1月13日、草津温泉のシンボルとして知られる湯畑の風景です。温泉街の中心にあって、草津温泉最大の源泉です。テレビ中継でもよく流される場所であるため、ここを訪れたことのない人でも、その映像で草津温泉を連想することが多いのではないでしょうか。句を詠んだこの日は北風がとても強い一日で、テレビに映る湯畑も深い雪に覆われていました。
 
季節風の轟音 湯畑の夜景

草津温泉・湯畑の風景
草津温泉・湯畑の風景(2023.1.13撮影)



#311 高幡不動の風景(東京都日野市) (2024年1月15日執筆)
 
 2012年1月29日、高幡不動尊の名前で知られる、金剛寺を訪れました。関東三大不動の一つとされる古刹で、古くより多くの参詣客を集めてきました。近くには京王線・多摩都市モノレールの高幡不動駅もあるため、アクセスも良好です。周辺は郊外型のニュータウンやショッピングセンターもあって、多摩丘陵に寄り添うようにあった不動さんの周辺は、近年大きく変化をしてきているようですね。
 
寒雀 五重塔の シルエット

高幡不動の風景
高幡不動(金剛寺)の風景(2012.1.29撮影)

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