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 Kobe Memories and Melodies Topics ★

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#3 2004年12月、大正筋商店街界隈


  2004年12月12日、約1年ぶりに新長田界隈を訪れました。JR新長田駅から南、新長田1番街から大正筋商店街にかけては、2003年3月に最初に神戸を訪れて以来、神戸に来るたびに街を歩き、その変化を目にしてきた地域です。再開発が進められ、街の姿は目まぐるしく変化しています。再開発ビルが次々に建設され、店舗が営業をはじめていきます。私が訪れたこの日は、阪神高速の北側、大橋町5丁目から7丁目付近のエリアで、再開発ビルが建設されていました(下の左上の写真)。

 大正筋は、1年前(トピックス#1をご覧ください)よりもさらに整備が進み、北側入口(下の右上の写真)のアーケード上には巨大なモニターが設置されました。周辺の再開発ビル「アスタくにづか」の建設・整備もほぼ完了しているといってよい状態でして、近代的なアーケードは、その穏やかな天蓋からやわらかな光を呼び込み、1年前は建設途上であったアスタくにづか5番館・6番館も、下の左下の写真のように見違えるような姿に変貌しておりました。
 ※なお、トピックス#1の左下の写真は、下の左下の写真の街路を歩いた中ほどの位置での撮影です。

大正筋入口北側付近

大正筋入口北側付近
(長田区大橋町5/6丁目、2004.12.12撮影)

大正筋入口

大正筋入口
(長田区大橋町/腕塚町、2004.12.12撮影)

アスタくにづか5番館/6番館

アスタくにづか5番館/6番館
(長田区二葉町5/6丁目、2004.12.12撮影)
大正筋の景観

大正筋の景観
(長田区久保町5/6丁目、2004.12.12撮影)

このように、ハード的には「アスタくにづか」エリアを含む商業地域は目覚しい成長を見せました。全く事情を知らない人がこの写真を見て、ここが震災で全焼した商店街であったことを想像できるでしょうか。一部の街区では再開発ビルへの入居も進んで人口が戻りつつあるようです。大正筋が、かつての人情味溢れる、下町的な、人々の心と心があたたかい雰囲気の中で通じ合う、地域へと歩んでいる道筋を、私は信じます。そして、その道のりを、ずっとずっと見つめていきたいと思います。

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