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俳句の中の地域
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#150 阿蘇・大観峰からの秀麗な眺望(熊本県阿蘇市) (2023年8月7日執筆) 2001年8月5日、#147でご紹介した、やまなみハイウェイへ向かう前に立ち寄った、阿蘇の一大ビュースポット・大観峰(だいかんぼう)の風景です。世界でも有数の規模を持つと言われる(実は、阿蘇カルデラは日本一でさえなく、一位は屈斜路カルデラであるそうです)阿蘇のカルデラは、その中に多くの集落や田園を擁する点において、特筆される存在となっているのでしょう。夏の風景はとみに雄大で、息をのむ壮大さに溢れていました。
#149 原爆の日、原爆ドーム前に立つ(広島市中区) (2023年8月6日執筆) 2005年8月6日、酷暑の広島市の早朝。前日に東京駅を出発した夜行バスで到着した広島の朝は、広島らしい、酷暑の晴天の下にありました。平和記念公園へ向かう路面電車は、平和への祈りに包まれるこの日も、いつものとおり広島の町を颯爽と走っていました。広島の復興を後押しし、人々を勇気づけた路面電車は、現在でも人々の日常の足として、この町を象徴する存在の一つとなっています。
#148 父母ヶ浜、「天空の鏡」と呼ばれる夕景(香川県三豊市) (2023年8月5日執筆) 2019年8月30日、初秋の四国を訪れました。到着した香川県丸亀市は雨の中で、現存天守で名高い丸亀城も強い雨の中での訪問でした。この日の投宿先である愛媛県新居浜へ向かう途上、ウユニ塩湖のような風景で近年知られるようになった、三豊市の父毋ヶ浜に立ち寄りました。雨は上がり、雲が多いながらも夕焼けの浜辺はとても美しくて、「天空の鏡」とも形容される美観を誇っていました。
#147 久住山北麓、飯田高原の風景(大分県九重町) (2023年8月4日執筆) 2001年8月5日、このページでもいくつか写真を掲出している、北部九州の彷徨の中の一枚です。阿蘇を訪問後、「やまなみハイウェイ」と呼ばれる快適なドライブウェイを進む中で撮影したものと思われます。九州の中央部は数多くの火山が活動し、複合的な高原があって、夏は穏やかな山間の涼を感じることのできる場所となっているようでした。
#146 宮古島・パイナガマビーチの落日(沖縄県宮古島市) (2023年8月3日執筆) 2017年8月25日、夕日の沈む宮古島・パイナガマビーチの落日の写真です。初めて訪れた宮古島は、8月下旬とはいえ灼熱の青空の下にあって、私自身はじめて熱中症のような症状になりかけました。暦の上では初秋の宮古島は、まだまだ盛夏のど真ん中の気候下にありました・・・。
#145 風の見える丘公園から見た、呼子の遠景(佐賀県唐津市) (2023年8月2日執筆) 2001年8月3日、福岡から佐賀、長崎、そして熊本へと続いた北部九州の彷徨の中で訪れた、加部島から眺めた呼子の遠景です。九州本土から加部島に架かる呼子大橋が、穏やかな海峡をよりいっそうたおやかな風景画へと昇華させているように感じます。イカ漁で有名な呼子の海の香りを感じながら、凪いだ海をゆく漁船を想像して俳句にしてみました。
#144 福岡市・中州の夏の風景(福岡市博多区) (2023年8月1日執筆) 2001年8月2日、北九州を彷徨した最初の訪問地は、真夏の福岡でした。朝から蝉がじりじりと鳴く早朝の一段繁華街・中州は、人通りも少なく、周囲のビル群の煌びやかさとは好対照をなしていました。穏やかに流れる那珂川は夏の日差しを受けてきらきらと輝いていて、熱帯夜の熱気を感じながら、この日の猛暑を想起させました。
#143 伊勢神宮内宮・宇治橋前の風景(三重県伊勢市) (2023年7月31日執筆) 2013年7月14日、木曽三川のフィールドワークの最後に、式年遷宮が進む伊勢神宮を訪れました。20年に一回、すべての社殿を更新する式年遷宮は、多くの参詣客が訪れる画期となっています。伊勢神宮・内宮の入口にあたる宇治橋の前も、たくさんの参拝客が集まっていまして、その光景に、「お伊勢参り」が日本人にとって変わらぬホットスポットであることを実感しました。
#142 函館山から見た、函館の夜景(北海道函館市) (2023年7月30日執筆) 2011年7月23日、美しい夜景で知られる函館を訪れました。東日本大震災からおよそ4ヶ月、宿泊先のホテルでは津波による浸水の影響で一部のエレベーターが稼働していないなど、震災の影響を一部に感じた訪問でもありました。函館山から見た夜景は筆舌に尽くしがたいほどの光量と風光で、目の前に迫っていました。
#141 十二湖・青池の神秘的な風景(青森県深浦町) (2023年7月29日執筆) 2014年7月20日、世界自然遺産である白神山地にほど近い場所にある、青池を訪れました。「十二湖」と呼ばれる湖沼群のひとつである(湖沼の数は実際は12以上あります)青池は、月並みな表現になりますが、まさに湖面に青色のインクを垂らしたような金属的な青を呈していまして、周囲の森をより幻想的な佇まいへと昇華させています。
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