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俳句の中の地域
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#330 御手洗・常夜燈と瀬戸内海の風景(広島県呉市) (2024年2月3日執筆) 2018年2月10日、広島県の瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の御手洗を訪れました。藩政期を中心に栄えた北前船による舟運の風待ち港として栄えた歴史的な町並みが残ります。瀬戸内海の只中の島ですが、本州側から数珠つなぎに島々を架橋する「安芸灘とびしま海道」により陸路で向かうことができます。
#329 吾妻山公園から見た富士山の風景(神奈川県二宮町) (2024年2月2日執筆) 2020年2月11日、神奈川県湘南西部の二宮を訪れました。駅からほど近い高台にある吾妻山公園から望む、「真白の富士」です。冬色の空に溶け込むような雪の富士は、ズームアップしてようやく鮮明に捉えることができました。吾妻山公園は菜の花が有名で、この日もたくさんの菜の花が咲き乱れていましたが、その風景のご紹介は今後にとっておきたいと思います。
#328 青島・鬼の洗濯板の風景(宮崎市) (2024年2月1日執筆) 2010年2月2日、宮崎市青島の「鬼の洗濯板」を撮影した写真です。この日はキャンプインしたジャイアンツの選手たちが青島神社に参拝に訪れており、早朝から青島に出かけて選手たちを見送りました。写真のように、海は満潮に近い状態であったようで、ミルフィーユ状の鬼の洗濯板の独特の地形は海に隠れてやや目立たない状況でした。
#327 竹富島の集落風景(沖縄県竹富町) (2024年1月31日執筆) 2014年1月3日、新春の沖縄県八重山諸島、竹富島の集落風景です。琉球石灰岩の石垣に、伝統的な建築様式の建物が穏やかに立ち並ぶ景観は、沖縄の原風景とも形容されます。訪れたこの日はやわらかに雨の降る、沖縄としてはやや肌寒い日でしたが、この空気感が「南国の冬」のテイストなのかと、温かな感傷に浸った記憶が残っています。
#326 冬ざれの山里・妙義山を望む風景(群馬県安中市) (2024年1月30日執筆) 2009年1月11日、安中市松井田地区にある「ろうばいの郷」近くの田園から、上毛三山の一つ妙義山を望んだ写真です。奇岩の山容で知られる妙義山は、南側を表妙義と呼ぶのに対し、碓氷峠側を裏妙義と呼称します。碓氷川水系の河川が作るのびやかな台地や丘陵の稜線の向こう、ギザギザの裏妙義の峰がどっしりとあって、冬ざれたスカイラインを描いていました。
#325 知覧・武家屋敷地区の風景(鹿児島県南九州市) (2024年1月29日執筆) 2010年1月31日、鹿児島県南九州市知覧地区の伝統的建築物群保存地区を訪れました。鹿児島県を中心とした範域を支配した旧薩摩藩領では、各地に「麓」と呼ばれる拠点があり、武家地を中心とした町並みが整えられていました。知覧もその景観が残る地域の一つで、雨上がりの武家屋敷地区の生垣は霧を纏ってとても美しく、感動したことを今でも鮮明に思い出せます。
#324 日暮里・富士見坂の風景(東京都荒川区) (2024年1月28日執筆) 2012年1月29日、東京・日暮里にある富士見坂を撮影したものです。諏方神社近くの西に向いたゆるやかな坂で、雰囲気のある落ち着いた景観の坂道です。写真ではビルの間にわずかに富士山の頂を望むことができますが、2013年にビルが富士山への眺望を隠すように完成してからは、富士山の姿を見通すことができなくなってしまいました。
#323 鑁阿寺、新春の風景(栃木県足利市) (2024年1月27日執筆) 2017年1月15日、小正月の足利市・鑁阿寺の光景です。鎌倉時代創建の本堂が残る鑁阿寺は、その希少性から国宝の指定を受けています。足利氏の邸宅跡に建つという歴史も、小京都とも呼ばれる足利の町並みをより奥ゆかしいものにさせています。なお、俳句の最後の「朝」は、「あした」と読ませています。
#322 閉館し解体される中野サンプラザの風景(東京都中野区) (2024年1月26日執筆) 2022年1月20日、夕刻の中野サンプラザを撮影しました。コンサートホールを持つ複合施設として、中野区を象徴する存在でした。2023年7月に老朽化のために閉鎖され、2024年度からは解体工事が始められる予定となっています。2029年の完成を目指し、再開発が進められます。
#321 最勝寺境内の紅梅の風景(埼玉県越生町) (2024年1月25日執筆) 2017年1月7日、厳寒の埼玉県越生町の地域を歩きました。新年の七福神巡りで訪れた最勝寺の門前には、春に先駆けて咲く花の一つ、紅梅が数輪花を開いていました。福禄寿の寺である最勝寺は、源頼朝が開基と伝わる古刹で、梅の名所として知られる越生梅林も至近の場所にあります。
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