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俳句の中の地域
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#340 保田川の頼朝桜の風景(千葉県鋸南町) (2024年2月13日執筆) 2016年2月21日、房総半島南部、鋸南町保田の「頼朝桜」の様子です。石橋山の戦いに敗れ小舟で逃れた源頼朝が当地の竜島海岸に上陸し、再起をはかったという史実にちなみ、河津桜を「頼朝桜」の愛称で呼んで、大切に育てているとのことです。保田川の堤防上に満開の花を付ける桜は、あでやかな桜色を青空に向けて輝かせていました。
#339 早春の釧路湿原の風景(北海道標茶町) (2024年2月12日執筆) 2002年2月12日、釧路湿原を縦断するJR釧網本線の車窓から眺めた風景です。暦の上では春とは言え、厳寒の北海道・道東の湿原はまだ一面の雪景色の中にありました。句中の「アークトゥルス」はうしかい座の一等星で、早春の北東の空、北斗七星に続いて上ってくる明るい星です。アークトゥルスの赤い光に出会うと、春も間近だと実感するものです。
#338 本州最南端・潮岬の風景(和歌山県串本町) (2024年2月11日執筆) 2019年2月10日、和歌山県潮岬を訪れました。本州最南端の岬は、広大な太平洋を望む芝生が広がる場所でした。穏やかな海面に太陽の光が帯状に連なって輝き、しなやかな春の光景そのままにそれはきらめいていました。夏から秋にかけては台風の通り道となる潮岬の、また違った一面を見たようでした。
#337 早春の縮景園の風景(広島市中区) (2024年2月10日執筆) 2005年2月11日、広島市にある縮景園を訪れました。広島藩主浅野家の別邸として作庭されたいわゆる大名庭園を起源とする庭園で、現在では大都市広島の市街地にあって、四季折々の植物を愛でることのできる場所となっています。この日は穏やかな早春の陽気で、梅の花がきれいに咲いていたのを覚えています(俳句では早春の太陽をマンサクに託し詠んでいます)。
#336 早春の森とスノードロップの風景(群馬県高崎市) (2024年2月9日執筆) 2013年2月13日、高崎市郊外の森で可憐に咲くスノードロップを観に行きました。早春の森は冬ざれた雰囲気を纏いながらも、徐々に明るくなる淡い空に呼応するように静かに佇んでいました。そんな森にやわらかに抱かれながら、スノードロップの花は純白の花弁を空にもたげていました。
#335 佐倉武家屋敷の風景(千葉県佐倉市) (2024年2月8日執筆) 2003年2月8日、千葉県佐倉市の武家屋敷通りの風景です。幕府に多くの重臣を輩出した佐倉藩の城下町として栄えました。現在でも写真の武家屋敷の他、佐倉城址などの史跡が残ります。都心へも好アクセスのベッドタウンとしての側面も持つ穏やかな町並みは、現在もいきいきとした佇まいを見せてくれています。
#334 木間瀬の福寿草自生地の風景(群馬県安中市) (2024年2月7日執筆) 2011年2月27日、安中市松井田、木間瀬(ちませ)にある福寿草自生地、陽光の下の写真です。暦の上では春になり、一雨ごとに春めいていく季節の質感を切り取った風景は、唯一無二の穏やかさを含んでいるように思います。蝋梅やマンサク、レンギョウなど、春は黄色の花が咲き始めることで始まります。
#333 湯西川温泉かまくら祭の風景(栃木県日光市) (2024年2月6日執筆) 2023年2月12日、栃木県日光市の秘境、湯西川温泉かまくら祭の風景を撮影しました。川沿いの雪原に、たくさんの小さなかまくらがつくられて、幻想的に夕闇に浮かび上がります。かまくらとは、秋田県横手市の小正月の行事のことを指し、そこでつくられる雪室そのものも「かまくら」と呼ぶようになったものであるようです。
#332 さっぽろ雪まつりの風景(札幌市中央区) (2024年2月5日執筆) 2002年2月9日、札幌市で例年開催される冬の一大イベント・さっぽろ雪まつりを訪れました。北国の寒さに慣れない身では氷点下の気温はまさに「しばれる」体感でしたが、地元の方によるとこの年の札幌はそれほど寒くはなかったとのことでした。大通公園に立ち並ぶ雪像はどれも精巧にできていまして、豪雪に悩まされる雪国の克雪への矜持のようなものさえ感じさせました。
#331 西新井大師と梅の風景(東京都足立区) (2024年2月4日執筆) 2011年2月5日、東京足立区にある西新井大師を訪れました。境内では紅梅が見頃を迎えていまして、初春の日差しを穏やかに受け止めた雲がゆったりと空を滑っているように見えました。西新井大師の門前の町並みも実に穏やかで、多くの参詣客を賑やかに出迎える活気に溢れていました。
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