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俳句の中の地域

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#808 旧日光街道・草加松原の風景(埼玉県草加市) 

 俳句の中の地域、次回のお題は、旧日光街道・草加松原の風景です!
 

旧日光街道・草加松原の風景
旧日光街道・草加松原の風景(2023.5.9撮影)



#807 貴船神社・初夏の雨の参道の風景(京都市左京区) (2025年5月25日執筆)

 2004年5月6日、京都市北部の貴船神社を参詣したときの写真です。叡山電車で鞍馬へ向かい、奥の院から木の根道を歩いて到達した貴船は、緑眩しい初夏の雨の下にありました。水に深い関わりのある当社にあって、新緑をいっそう輝かせる雨のしなやかさは、極上の恵みの潤いのように感じられました。
 
父眠る 夜半へ降り止まぬ緑雨

貴船神社・初夏の雨の参道の風景
貴船神社・初夏の雨の参道の風景(2004.5.6撮影)



#806 因島土生町の漁港の風景(広島県尾道市) (2025年5月24日執筆)

 2014年5月5日、広島県因島、土生町の漁港の風景です。この日は未明夜行バスで尾道に着き、午前中は尾道の町を散策した後、因島までレンタサイクルでやってきました。曇り空の一日でしたが、初夏の穏やかな空気の下、快いしまなみ街道のサイクリングを楽しむことができました。
 
冷暗所 石榴の花の 赤き午後

因島土生町の漁港の風景
因島土生町の漁港の風景(2014.5.5撮影)



#805 多福寺参道と境内林の風景(埼玉県三芳町)  (2025年5月23日執筆)

 2014年5月11日、埼玉県三芳町から所沢市にかけて広がる、「三富(さんとめ)」にウォーキングで出かけました。江戸中期の新田開発によって開かれた畑地が、現在でも当時の短冊状の土地割りのまま残される、貴重なエリアです。付近には雑木林も多く残されていまして、そのひとつの多福寺の境内林も、新緑が眩しい季節を迎えていました。
 
青嵐の参道 偲ぶ開拓史

多福寺参道と境内林の風景
多福寺参道と境内林の風景(2014.5.11撮影)



#804 名草巨石群と名草厳島神社の風景(栃木県足利市)  (2025年5月22日執筆)

 2021年5月8日、足利市の北部。名草の巨石群を訪れました。花崗岩特有の風化事象を示すものとして、国の天然記念物に指定されています。巨石の上には名草厳島神社が鎮座しており、木立に囲まれた深い森の下、巨岩の上に立つ小さな社殿の建つ風景は、古来より自然と共に生きてきた日本の文化を象徴しているようにも感じられます。
 
里山の滴り 名草巨石群

名草巨石群とな名草厳島神社の風景
名草巨石群と名草厳島神社の風景(2021.5.8撮影)



#803 見沼田んぼ、田植え直後の風景(さいたま市見沼区) (2025年5月21日執筆)

 2024年5月18日、さいたま市の見沼田んぼに出かけました。さいたま市の東部、かつて見沼という沼があった一帯が江戸中期の新田開発などを経て広大な水田地帯へと生まれ変わったものです。現在でも、多くの水田が残るほか、大地の縁における良好な緑地も保全されていて、首都圏近郊における貴重な環境となっています。
 
五月田や 悪水澱む 畦の碧

見沼田んぼ、田植え直後の風景
見沼田んぼ、田植え直後の風景(2024.5.18撮影)



#802 新発田城・旧二の丸隅櫓の風景(新潟県新発田市) (2025年5月20日執筆)

 2010年5月22日、新潟県新発田市の新発田城・旧二の丸隅櫓の風景です。新潟県北部、下越地方の中心都市の一つである新発田は、藩政期には城下町として栄えました。新発田城跡には、往時の遺構も残っていて、城下町としての面影を今に伝えています。
 
芍薬や 真白き空に 隅櫓

新発田城・旧二の丸隅櫓の風景
新発田城・旧二の丸隅櫓の風景(2010.5.22撮影)



#801 太田市・金山を望む風景(群馬県太田市)  (2025年5月19日執筆)

 2020年5月10日、地元太田市の中心に聳える独立峰・金山の眺めです。春から初夏にかけて、芽吹きから緑が濃くなるまでの期間は本当に一瞬で、日々目まぐるしく緑の色が変化していく様を見るのが毎春の楽しみの一つともなっています。里山の緑に癒やされる季節も、初夏を迎えて、より成熟した緑陰へと昇華していきます。
 
心電図の波形 見つめる初夏の夕

太田市・金山を望む風景
太田市・金山を望む風景(2020.5.10撮影)

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