Japan Regional Explorerトップ > 地域文・その他 > 仙境尾瀬・かがやきの時
仙境尾瀬・かがやきの時
| ←#21のページへ |
#23のページへ→ |
||||||||||||||||||
| #22 尾瀬沼VCから三平下へ 〜尾瀬沼畔を歩く道筋〜 2021年5月26日、まだ春浅い尾瀬を訪れました。5月下旬から6月初旬にかけては尾瀬を象徴する花である水芭蕉が見頃となる季節です。その清楚な花があちこちに開花する一方、湿原はまだ芽吹きは迎えておらず、枯草色が広がっているのもこの季節の特徴です。今回は、#21の稿に続き、踏破したコースのうち、尾瀬沼ビジターセンターから三平峠へと至る部分をご紹介します。 大江湿原から尾瀬沼畔の山小屋の集まるエリアへ 尾瀬ヶ原から段小屋坂の山道を抜けて沼尻へ、そして尾瀬沼の北側を進む木道を進み、大江湿原へと辿り着きます。水芭蕉の季節は5月末から6月初旬にかけてとなりますが、尾瀬ではまだまだ早春の時季にあたります。標高の高いこの区間では、木道にはまだ多くの雪が残っていることが多く、訪れたこの日も所々に残雪があって、歩行に注意を要しました。木道の間の隙間の上にも雪は積もっていますので、うっかりその上に足を乗せると雪を踏み抜いてその隙間に足がはまってしまう、「踏み抜き」には特に気をつけて歩いて行きましょう。
尾瀬ヶ原から尾瀬沼北岸を進むルートは、福島県側の沼山峠から尾瀬沼へ進むルートと、大江湿原の南端で合流します。このあたりは夏にはニッコウキスゲが咲き誇る名所として知られます。この日はまだ湿原も冬ざれた姿を一面にさらしていまして、湿原のシンボルである三本落葉松もうっすらと新しい葉を茂らせ始めていると行った印象です。周囲の白樺もいまだその白い幹をさらしていました。合流後の木道を南へ折れますと、尾瀬沼沿岸における山小屋の集まるエリアは目と鼻の先です。ここには2つの山小屋の他、尾瀬保護の拠点のひとつである「尾瀬沼ビジターセンター」が立地していて、尾瀬を訪れるハイカーを迎えています。 木道の周辺を中心に、枯れ草から話形居て春の訪れをいち早く告げるかのように、水芭蕉の花と葉がそのしなやかな白と緑とを、あちらこちらに見せていました。この水芭蕉の花の盛りと合図にするかのように、尾瀬の季節は一気に早春から初夏へとその時計の針を進めていきます。尾瀬ヶ原から歩いてきた訪問者にとっては、この一帯は恰好の休憩場所であり、尾瀬沼の穏やかな水面を眺めながら、休息を取ることができます。ここでしばしのインタバルを置いて、この後の探索に備えましょう。尾瀬沼の湖畔でも、水芭蕉が随所に群落をつくっています。尾瀬沼北東の山小屋エリアを抜けると、木道は沼のほとりを南へと進みます。尾瀬沼を一周する南岸のルートがこの東岸ルートと交わる場所が「三平下」と呼ばれます。そこへの道筋はほぼ平坦なので、ゆっくりとペースを整えながら進んでいきましょう。 尾瀬沼東岸を三平下へ進む 尾瀬沼東岸の道筋は、三平下まではアップダウンのほとんどない、歩きやすいルートです。この区間で福島県側から群馬県側へ県境を越えます。沼尻平での小休止の後は、尾瀬沼北岸のルートを辿ります。針葉樹が主に生える森の中を、時折東側から流入する小さな流れや、小規模な湿原状の低地などを超えながら、木道の上を歩きます。その風景は、起伏の差にやや違いもありますが、北岸ルートのそれとあまり変わらないものといえると思います。
このルートの特徴としては、尾瀬沼が北岸ルートのそれとは異なり、その湖岸が近いということが挙げられますね。木道からほぼ湖岸と同じレベルで木道が通っている場所が多く、湖岸に向かい合うように木製ベンチが置かれて休憩ができるようになっている場所もあります。そして、もうひとつのハイライトが、尾瀬沼越しに燧ケ岳を美しく望むことができるということでしょうか。尾瀬沼北岸のようすも遠望することができまして、沼尻湿原や浅湖湿原なども小さいながらも確認することができます。もちろん、水芭蕉もこのルート上でもたくさん咲いていることが多いです。春浅い時期の場合は、木道の残雪にも注意しましょう。美しい尾瀬沼と燧ケ岳との風景を楽しみながら歩きますと、およそ25分で三平峠の真下にあたる三平下へと到着することができます。このエリアには山小屋が一軒立地していますので、大清水へ向けての山道へ進む直前の小休止を行いましょう。 2020年8月15日・尾瀬の風景 最後に、この日も鳩待峠から尾瀬ヶ原、尾瀬沼を経て大清水へと至るルートを歩いていますので、上記にご紹介した場所以外で撮影した写真を以下にご紹介します。
|
|||||||||||||||||||
| ←#21のページへ |
#23のページへ→ |
||||||||||||||||||
このページの最初にもどる 仙境尾瀬・かがやきの時にもどる
地域文・その他の目次のページにもどる トップページにもどる
| Copyright(C) YSK(Y.Takada)2025 Ryomo Region,JAPAN |