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俳句の中の地域
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#170 隠岐・ローソク島に沈む夕日の風景(島根県隠岐の島町) (2023年8月27日執筆) 2022年8月27日、島根県沖に浮かぶ隠岐諸島、島後(どうご)の沿岸にあるローソク島の夕日に出会いました。遊覧船からでないとこの角度から見ることができないため、このクルーズは私にとって貴重な体験となりました。ローソク島は、溶岩が冷えて固まる際に縦に割れ目が入り形成される柱状節理が海上に残されたものです。火山によってもたらされた地質史と、いずれ波に浸食されるこの岩の奇跡の瞬間とを噛みしめていました。
#169 戸隠神社・中社の大鳥居の風景(長野市) (2023年8月26日執筆) 2013年8月17日、長野市の山間、戸隠神社を訪れました。写真の中社のほか、五つの社殿を配する古社で、古くから修験道の道場でもあった戸隠山の山麓にそれらは展開しています。古来より信仰を集めてきた戸隠ですが、その歴史的な佇まいや、自然の美しさ、蕎麦に代表される風物など、山の国信州を象徴する地域の一つであると実感しました。
#168 平戸、寺院と教会が見える風景(長崎県平戸市) (2023年8月25日執筆) 2001年8月3日、福岡から北九州の西海岸を辿った際、立ち寄った平戸の城下町を撮影したものです。九州本土に寄り添うようにある平戸島にある平戸市街地は、中世から近世来の城下町を基礎とした町です。寺院の家並みに教会が重なる風景は、キリスト教と深く関わりながら歩んできた平戸の歴史を象徴するもののひとつとなっています。
#167 知床五湖、知床連山を望む風景(北海道斜里町) (2023年8月24日執筆) 2013年8月25日、道北から道東へ向かう行程の中で訪れた、知床五湖の風景です。世界自然遺産の指定を受ける知床は、独特の生態系が維持されることで知られる、野生生物の楽園です。知床五湖は、そんな雄大な知床の自然の一端に触れられるトレッキングコースが用意されています。訪問時はわずかに青空も覗いて、知床連山もうっすらと望むことができました。
#166 厳島神社の大鳥居の風景(広島県廿日市市) (2023年8月23日執筆) 2003年8月29日、コンサート参戦のために訪れていた広島で、厳島神社を参詣した際の写真です。宮島へは何度か訪れていますが、その度に海と密接に関連した地域と、その壮大な歴史とを実感する風景が目の前にあるような気がします。干潮の時は大鳥居の真下まで行くことができますが、この日は満潮で、厳島神社の社殿まで潮が満ちていました。
#165 斎場御嶽から見た久高島の風景(沖縄県南城市) (2023年8月22日執筆) 2017年8月28日、宮古島を訪れた日程の最終日、沖縄本島にも立ち寄り、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとなっている、斎場御嶽(せーふぁうたき)を訪れました。御嶽とは、沖縄における聖域、祭祀の場で、その中でも斎場御嶽は最高の御嶽として、最も格式の高い礼拝所でした。斎場御嶽からは、最高の聖地とされる久高島を望むことができます。
#164 那智の滝、壮大な瀑布の風景(和歌山県那智勝浦町) (2023年8月21日執筆) 2006年8月20日、伊勢から熊野へと巡った彷徨の途中で巡礼した、那智の滝の風景です。熊野三山のひとつ、熊野那智大社のご神体として古来より崇敬を集めてきた大滝です。華厳の滝、袋田の滝とともに日本三名瀑のひとつともされているようです。この日は折しも引き分け再試合となった、早稲田実業と駒大苫小牧の甲子園決勝の中継を、レンタカーのラジオで聴いていた記憶があります。
#163 五島・福江島、鬼岳の風景(長崎県五島市) (2023年8月20日執筆) 2005年8月8日、翌日の長崎の原爆の日を前に、五島列島の福江島を訪れました。半日ほどの滞在でしたが、キリスト教の宣教の歴史や城下町・福江の町並み、雄大な島の自然景観に触れることができました。写真は福江島のシンボル的な存在の鬼岳の風景で、全山が芝に覆われた姿がいかにもたおやかで、南国の島らしい風光に溢れていました。
#162 奥四万湖、「四万ブルー」と形容される風景(群馬県中之条町) (2023年8月19日執筆) 2020年8月24日、中之条町北部、四万温泉のさらにさらに奥、四万川につくられた四万川ダムののダム湖である奥四万湖を訪れました。奥四万湖は、湖全体が透き通ったコバルトブルーを呈することで近年知られるようになり、その神秘的な色合いは「四万ブルー」とも呼ばれています。この日は雲の多い天気でしたが、それでも湖面は鮮やかな浅葱色を見せていまして、初秋の山々に映えていました。
#161 新秋のそば畑がひろがる風景(長野県大町市) (2023年8月18日執筆) 2011年8月28日に訪れた、当時放送されていたNHK朝ドラ「おひさま」のロケが行われた、長野県大町市美麻地区、中山高原のそば畑です。丘陵を埋め尽くす爽快なそば畑の白と、空に浮かぶ雲の色とのコントラストがとてもさわやかな印象でした。蕎麦は夏と秋に収穫されますが、写真の蕎麦は新蕎麦と呼ばれる秋の蕎麦で、まさに新秋の信州は極上の輝きを見せていました。
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