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俳句の中の地域
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#400 合戦場のシダレザクラの風景(福島県二本松市) (2024年4月13日執筆) 2009年4月19日に訪れた、「合戦場のしだれ桜」と呼ばれる2本のベニシダレザクラです。町指定の天然記念物となる際、平安時代に起きた八幡太郎義家と安倍貞任・宗任兄弟との合戦(前九年合戦)の場と伝わる地にあることから命名されました。古代ロマンの漂うその名にふさわしい気品を持つ桜は、みちのくの大地に力強く根付いています。
#399 身延山久遠寺・シダレザクラの風景(山梨県身延町) (2024年4月12日執筆) 2018年4月1日、山梨県南部、身延町の山間にある身延山久遠寺を訪れました。急な石段を登った先にある境内には、穏やかなシダレザクラがたくさんあって、春には境内が艶やかな桜色に包まれます。五重塔に重なるシダレザクラもとてもたおやかで、春の夕方の空気にしなやかになじんでいました。
#398 満開の石戸蒲ザクラの風景(埼玉県北本市) (2024年4月11日執筆) 2010年4月9日、埼玉県北本市にある「石戸蒲ザクラ」を観に行きました。エドヒガンザクラとヤマザクラの自然交配種であるとされるこの桜は、カバザクラと呼ばれる種の原種であり、樹高は約12メートル、根回りは約7.2メートル、樹齢は約800年とされます。日本五大桜のひとつであり、戦後衰退した樹勢も、回復への取り組みにより活性化に成功しているようです。
#397 桜咲くかみね公園から日立市街地を望む風景(茨城県日立市) (2024年4月10日執筆) 2012年4月15日、日立市民の憩の場所、かみね公園を訪れました。市内を貫く「平和通り」の桜並木とともに、かみね公園の桜は「さくら名所100選」のひとつになっています。かみね公園は市営の公園で、動物園と遊園地などが整備される高台の公園です。写真のように日立市街地を見下ろすことができ、有数の夜景スポットにもなっているようです。
#396 おまき桜、満開の風景(群馬県東吾妻町) (2024年4月9日執筆) 2007年4月14日、群馬県北西部の東吾妻町にある、「おまき桜」を訪れました。この地域特産だった岩島麻の種子を播く時期を、この桜の開花に合わせていたことから、「おまき」桜と呼ばれたとのことです。廃校の校庭にあり、現在でも穏やかな桜色を地域に届けてくれている、樹齢250年のエドヒガンザクラです。
#395 上田城跡公園、桜の咲く風景(長野県上田市) (2024年4月8日執筆) 2018年4月7日、早朝の長野県・上田城跡公園を訪れました。真田家の難攻不落の城として知られる上田城跡も、春本番を迎えて、桜が見頃を迎えていました。とはいえ、山間の上田の朝は冷え込んでいたことが記憶に残っていまして、俳句にその気持ちを込めました。日が昇るにつれて暖かさが加わり、のびやかな散策ができました。
#394 一目千本桜、水上から望む風景(宮城県大河原町) (2024年4月7日執筆) 2005年4月23日、宮城県南部、白石川の堤に続く「一目千本桜」を訪れました。地元出身の実業家が治水工事完成の折に約1,200本のソメイヨシノを寄贈したことに始まる桜並木で、近隣の船岡城址公園の桜とともに、日本さくら名所100選のひとつに採られています。この日は満開の堤の桜を、川面を行く船上から観賞しました。
#393 石舞台古墳、春の穏やかな風景(奈良県明日香村) (2024年4月6日執筆) 2001年4月14日、奈良県飛鳥を訪れました。古い記憶なので定かではない部分のありますが、レンタサイクルを使いながら、飛鳥の地域を巡って地域の民宿に投宿したと思っています。初めて見た石舞台古墳をはじめとした古代の文化財は、日本がいわゆる「日本」として胎動したことの足跡のような気もして、とても新鮮な気持ちになったことは覚えています。
#392 新倉山浅間公園、五重塔と富士山の見える風景(山梨県富士吉田市) (2024年4月5日執筆) 2021年4月7日、ソメイヨシノの木々の向こう、五重塔(忠霊塔)を背景に富士山を望む佳景で知られる、山梨県富士吉田市・新倉山(あらくらやま)浅間公園を訪れました。そのいかにも日本の春らしい風景は、海外にも広く知られるところとなって、近年では外国人観光客も多く立ち寄る場所ともなっているようです。
#391 上野恩賜公園、満開の桜の見える風景(東京都台東区) (2024年4月4日執筆) 2005年4月7日、東京を代表する桜の名所、上野恩賜公園を訪れた際の写真です。満開の桜の下、多くの人々が花見を楽しんでいたように思います。転勤や入学、異動など日常生活における節目となる季節に、屈託のない表情を見せる桜の花は、その美しさの中にさまざまな感情を溶け込ませ、癒やしているようにも感じさせます。
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