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俳句の中の地域
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#410 懐古園の桜の広がる風景(長野県小諸市) (2024年4月23日執筆) 2018年4月7日、桜が真っ盛りの長野県小諸市・懐古園を訪れました。桜が幾重にも波のように咲き誇る風景は、城跡に整備された園地の歴史的景観とも相まって、極上の仲春の風景が演出されていました。眼下の千曲川の見える景色や、遠景の山並みのまだ早春じみた色彩も加わって、信州の春を実感しました。
#409 水中のシダレザクラの風景(長野県高山村) (2024年4月22日執筆) 2008年4月27日、長野県北部の山里、高山村を訪れました。この村には「高山村五大桜」と総称される5株の一本桜があって、開花期には多くの人々の目を楽しませています。その中の一つ、水中のシダレザクラは、樹齢250年の古木で、幹周りは4メートルにもなります。田園の中でしなやかに風に吹かれる光景は、この地が穏やかな時間を積み重ねてきたことを今に伝えているかのようです。
#408 三ツ池公園の桜の風景(横浜市鶴見区) (2024年4月21日執筆) 2016年4月4日、横浜市鶴見区にある三ツ池公園を訪れました。江戸時代に灌漑用につくられた3つの池は、現在は市民の憩の場である都市公園の中心にあるランドマークとなりました。日本さくら名所100選のひとつにもなっている公園内には1600本ほどの桜があって、季節には多くの花見客の目を楽しませています。
#407 長峰公園、桜越しに矢板市街地を望む風景(栃木県矢板市) (2024年4月20日執筆) 2014年4月12日、栃木県北部の都市、矢板を訪れました。町並みを望む立地の長峰公園からは、満開の桜越しに市街地を眺望することができました。公園からは地域の名峰である高原山も望めます。なお、長峰公園はつつじの名所として知られていまして、時期になると約5000株のつつじが訪れる人を魅了します。
#406 駒つなぎの桜のある風景(長野県阿智村) (2024年4月19日執筆) 2015年4月22日、長野県伊那谷地方、阿智村にある「駒つなぎの桜」を観に行きました。樹齢約400年〜500年とされるエドヒガンザクラです。源義経が奥州へ落ち延びる途中に馬をつないだとされる伝承から、その名があります。日本に古来から自生する種の一つであるエドヒガンは、古木になると固有の謂われを持つものも多く、その風格に箔をつけています。
#405 石部桜、満開の風景(福島県会津若松市) (2024年4月18日執筆) 2011年4月29日、会津若松市の名桜・石部桜を訪れました。中世会津の領主葦名氏の重臣、石部治部大輔の庭にあったとされるため、その名があります。樹齢およそ650年のエドヒガンザクラは、田園の中に穏やかな表情を見せていまして、幾多の戦乱の舞台となった会津の地域を優しく見守っているように感じられます。
#404 津軽鉄道・芦野公園駅の桜の風景(青森県五所川原市) (2024年4月17日執筆) 2019年4月29日、青森県五所川原市にある、芦野公園を訪れました。人工の溜池周辺に1,500本の桜があって、その美しさから、日本のさくらの名所100選のひとつに採られています。公園には津軽鉄道が通過しており、芦野公園駅では写真のように、桜のトンネルの下を列車が通過する様子を眺めることができます。
#403 牛島の藤、満開の風景(埼玉県春日部市) (2024年4月16日執筆) 2021年4月17日、埼玉県春日部市にある、国の特別天然記念物「牛島の藤」を訪れました。園芸品種としては日本最大の藤は、根回り9.2メートル、総面積700平方メートルの藤棚に樹勢を伸ばしています。最寄りの東武アーバンパークラインの駅も「藤の牛島駅」を名乗るほどの著名な藤で、現在は所有する家が経営する植物園内にて有料公開されています。
#402 室生寺本堂(灌頂堂)春の風景(奈良県宇陀市) (2024年4月15日執筆) 2001年4月15日、奈良県宇陀市(訪問時は室生村)にある室生寺を訪れました。シャクナゲの名所としても知られる山奥の古刹は、芽吹き始めた楓の若草色や、しなやかな桜色の、春本番の暖かさに包まれて、穏やかな表情を見せていました。写真の本堂(灌頂堂)をはじめ、金堂や五重塔が国宝指定を受ける、貴重な文化遺産の宝庫でもあります。
#401 石清水八幡宮、桜の風景(京都府八幡市) (2024年4月14日執筆) 2010年4月11日、京都府八幡市にある石清水八幡宮を訪れました。ケーブルカーで男山の山上へ、鎮座する八幡宮は、絢爛豪華な結構で参詣者を迎えていました。桂川、宇治川、木津川の三川が合流し淀川となる場所は、北に天王山、南にこの石清水八幡宮がある男山があって土地が狭まり、古くから交通の要衝となっている場所でした。
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