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俳句の中の地域

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#450 鎌倉・明月院の紫陽花の風景(神奈川県鎌倉市) (2024年6月2日執筆)

 2013年6月23日、紫陽花の季節真っ盛りの鎌倉を訪れました。仲夏におけるハイシーズンの週末の鎌倉は、見頃を迎えた紫陽花を観賞しようと、たいへんに多くの人々が訪れていました。写真は、北鎌倉屈指の紫陽花の名所・明月院の参道です。夏が深まるにつれて、青系統の花が多くなるように感じます。その瑞々しい碧が、梅雨のしなやかさを演出してくれていました。
 
紫陽花や ロングシートの 端の窓

鎌倉・明月院の紫陽花の風景
鎌倉・明月院の紫陽花の風景(2013.6.23撮影)



#449 弥彦山から見た越後平野の風景(新潟県弥彦村) (2024年6月1日執筆)

 2020年6月17日、新潟県弥彦山頂から眼下に望む、越後平野の雄大な、本当に雄大な風景です。日本一の米どころとして名高い越後平野は、やはり日本一の長さを誇る信濃川や、阿賀野川といった大河が形成した沖積平野です。かなり内陸に入っても標高差のない平野はかつては水の引きにくい特性がありましたが、先人の努力により克服され美田へと生まれ変わりました。
 
夏空や 越後平野の 砂丘列

弥彦山から観た越後平野の風景
弥彦山から観た越後平野の風景(2020.6.17撮影)



#448 東京・錦糸町駅前の風景(東京都墨田区) (2024年5月31日執筆)

 2023年5月9日、東京を歩くフィールドワークの中で立ち寄った錦糸町駅前の様子です。総武線と東京メトロ半蔵門線が接続するターミナル駅には、終日多くの人々が行き交っていまして、都心から郊外へと向かう商業中心のいまを実感しました。駅に接続する商業施設も多く、都心近傍におけるターミナルの一典型を構成しているともいえますね。
 
夏燕 ターミナル駅の早暁

東京・錦糸町駅前の風景
東京・錦糸町駅前の風景(2023.5.9撮影)



#447 見晴から観た至仏山の風景(福島県檜枝岐村) (2024年5月30日執筆)

 2018年5月30日、尾瀬ヶ原の東の端、山小屋が多く集まる見晴から、尾瀬ヶ原(下田代)、至仏山を望みました。水芭蕉が見頃の季節は、まだ湿原は冬の枯れ草色を呈していまして、周囲の山々もまだ多くの残雪を頂いています。風もまだ若干の冷たさを宿していますが、日差しは初夏の力強さを持っていまして、長い冬を越えた山上の湿原は、急速に夏へと表情を変えていきます。
 
桷の花 青藤色の 至仏山

見晴から観た至仏山の風景
見晴から観た至仏山の風景(2018.5.20撮影)



#446 荒川越しに望む東京スカイツリーの風景(東京都葛飾区) (2024年5月29日執筆)

 俳句の中の地域、次回のお題は荒川越しに望む東京スカイツリーの風景です!
 
夕照のスカイツリー 川面の微涼

荒川越しに望む東京スカイツリーの風景
荒川越しに望む東京スカイツリーの風景(2023.5.20撮影)



#445 岩山公園から岩手山を望む風景(盛岡市) (2024年5月28日執筆)

 2005年5月3日、盛岡市郊外の高台にある岩山公園から、岩手山を望みました。公園からは盛岡市街地も一望できまして、天気のよいこの日には、とても爽快な風景を目にすることができました。岩手山はまだ多くの雪を抱いていましたが、晩春から初夏へと進む季節、北国の風は冷たさの中にも一握の暖かさを含んでいたように感じられました。
 
青嵐の岩手山 白雲の波

岩山公園から岩手山を望む風景
岩山公園から岩手山を望む風景(2005.5.3撮影)



#444 槻川沿いの水田の風景(埼玉県東秩父村) (2024年5月27日執筆)

 2019年5月26日、埼玉県のほぼ中央、東秩父村から皆野町にかけてのエリアを訪れました。この日は季節外れの猛暑で、30度を超す気温の中、輝くような森や川とにで出会いました。比企丘陵と呼ばれるこのあたりの山々は多くのハイキングコースがあって、訪れる人を癒やしています。
 
真夏日の水田 河畔の地蔵尊

槻川沿いの水田の風景
槻川沿いの水田の風景(2019.5.26撮影)



#443 高島平団地の風景(東京都板橋区) (2024年5月26日執筆)

 2013年5月12日、東京都北部、板橋区にある大規模団地・高島平を訪れました。高層住宅が建ち並ぶマンモス団地には、日常生活を充足させる施設が一通り揃っていて、地下鉄の都営三田線を介した都心部へのアクセスも良好な立地ともなっています。都内では、山の手エリアを中心にかつての小川を暗渠にした緑道が多くあり、写真の道(前谷津川緑道)もそのひとつです。
 
新緑の昼 旧河道の並木道

高島平団地の風景(2013.5.12撮影)



#442 荻ノ島環状かやぶき集落の景観(新潟県柏崎市) (2024年5月25日執筆)

 2013年5月12日、新潟県柏崎市高柳町にある、荻ノ島茅葺環状集落を訪れました。ここは、集落の中央にある「マエダ」と呼ばれる水田を中心に、家々が環状に並ぶ珍しい集落です。現在でも家屋の多くが茅葺きになっていまして、伝統的な農村集落の立たず住まいを今に伝えている場所です。
 
葉桜や 茅葺屋根に 憩う午後

荻ノ島環状かやぶき集落の景観
荻ノ島環状かやぶき集落の景観(2013.5.12撮影)



#441 京都・貴船、新緑の風景(京都市左京区) (2024年5月24日執筆)

 2024年5月6日、京都北部の貴船を訪れました。叡山電車で鞍馬へ向かい、鞍馬寺を参拝後、奥の院から貴船へと抜けるいわゆる「木の根道」と呼ばれる山道を経て辿り着きました。新緑が見事な境内に着く頃には雨が降り出してきていまして、それは目に鮮やかな木々の緑をより瑞々しく輝かせていました。
 
木下闇 貴船神社に 柔き雨

京都・貴船、新緑の風景
京都・貴船、新緑の風景(2024.5.6撮影)

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