Japan Regional Explorerトップ > 地域の記憶と記録
俳句の中の地域
←#481~490のページへ | #501~510のページへ→ | ||||||||||||||||||||||||||||||
#500 鯖街道・熊川宿の風景(福井県若狭町) (2024年7月22日執筆) 2014年7月12日、かんかん照りの夏空の下の鯖街道・熊川宿を訪れました。若狭・小浜辺りから内陸に入り、京へと進んだ鯖街道は、内陸に位置し海産物に乏しい都への交易ルートとして栄えた歴史のある街道筋です。沿道には昔ながらの町屋や土蔵などが残る宿場町が今でも残されていて、往時の風情を伝えています。
#499 稗田環濠集落の風景(奈良県大和郡山市) (2024年7月21日執筆) 2019年7月15日、奈良県大和郡山市・佐保川沿いの稗田(ひえだ)環濠集落を訪れました。自衛のため中世には関西地方を中心に大小様々な環濠集落(集落の回りに堀を巡らせた形態)が作られました。その中でも稗田環濠集落は環濠集落と大和棟の建物が残る貴重な名勝となっています。
#498 渡月橋から眺めた比叡山の夕景(京都市右京区) (2024年7月20日執筆) 2023年7月26日、夕刻の嵐山・渡月橋のたもとから、桂川越しに比叡山を眺めた写真です。背後には嵐山の美しい景観が広がりますが、その反対側の東方向、東山の緩やかな山並みもまた、京都らしい風景で私はそれに好感を持っています。夕方の茜色に染まる夏の雲の峰は、酷暑の夏の京都を象徴しているように穏やかな色合いを見せていました。
#497 宝塚・「花のみち」の風景(兵庫県宝塚市) (2024年7月19日執筆) 2007年7月15日、阪神間と呼ばれる、大阪市と神戸市に挟まれた兵庫県内のエリアを散策する中で、宝塚市街地も歩きました。有名な宝塚大劇場へと続く遊歩道は、「花のみち」と称され、桜をはじめとした四季折々の花が植栽される、地域を象徴する事物の一つです。訪れた時は葉桜が晩夏の白光にやさしく照り映えて、しなやかな印象を街に与えていました。
#496 旧堺燈台と堺港の見える風景(堺市堺区) (2024年7月18日執筆) 2007年7月16日、大阪市南部から堺市街地にかけての地域を歩きました。真夏の大阪は薄曇りの天候で、そこまでの暑さではなかったのではと記憶しています。自由・自治都市として発展し、有数の商業の街として発展した堺にあって、堺燈台はそうした歴史を示す事物の一つです。沿岸が工業地帯となってからは燈台としての役割は終えています。
#495 旧中山道・柏原宿の風景(滋賀県米原市) (2024年7月17日執筆) 2014年7月12日、滋賀県内の旧中山道の宿駅をいつくか訪ねました。柏原宿は中山道60番目の宿場町で、伊吹山麓にあって古来からの名産品である「もぐさ」で知られます。夏の穏やかな青空の下、旧街道に寄り添う町並みは穏やかな雰囲気で、往時の面影を今に伝えていました。
#494 唐招提寺・金堂の風景(奈良市) (2024年7月16日執筆) 2019年7月15日、奈良市西ノ京エリアを散策しました。このエリアには、写真の唐招提寺のほか薬師寺も存在していて、東大寺や平城宮跡などとともに世界文化遺産「古都奈良の文化財」の構成資産ともなっている古寺が点在しています。蒸し暑い夏空の下ですが、境内の木々を抜けてくる風は涼しさも運んできて、古代から命脈を保つ土地の息吹を感じさせました。
#493 傘松公園から見た天橋立の風景(京都府宮津市) (2024年7月15日執筆) 2013年7月13日、日本三景のひとつ、天橋立を再訪しました。地元から車を飛ばして飛ばしてようやく到達した丹後地方は、朝から強い雨が時折降る不安定な天候下にありました。南の天橋立ビューランドからの「飛龍観」に対し、北側の傘松公園からの眺めは「斜め一文字」と呼ばれます。波静かな入り江に奇跡のようにある天橋立の風景に酔いしれました。
#492 雨に烟る神戸・掬星台(きくせいだい)からの夜景(神戸市灘区) (2024年7月14日執筆) 2019年7月13日、「百万ドルの夜景」と形容される神戸の夜景を見に行きました。神戸・灘の摩耶ケーブルから摩耶ロープウェーに乗り継ぐ「まやビューライン」によって、夜景スポットである掬星台へ。この日は生憎、しとしと雨の降る梅雨の夜で、夜景は望むことができましたが、その視界は烟っていました。その中でも鮮やかな輝きを見せる神戸の町並みは、かえってしなやかに見通せていたのかもしれません。
#491 能勢妙見山・本堂の風景(大阪府能勢町) (2024年7月13日執筆) 2023年7月25日、大阪府能勢町に鎮座する、能勢妙見山を参詣しました。酷暑の一日でしたが、高所にある境内は心持ち風が涼しくて、冷涼な地域に分布するブナ林の南限としても知られる場所です。北極星信仰の聖地として知られ、数多くの人々の崇敬を集めてきました。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
←#481~490のページへ | #501~510のページへ→ |
Copyright(C) YSK(Y.Takada) 2024 Ryomo Region, JAPAN