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俳句の中の地域
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#600 湯ノ湖の周囲の山々と月の見える風景(栃木県日光市) (2024年10月30日執筆) 2018年10月21日、日光を巡ってきたこの日の彷徨は、湯元温泉の近く、湯ノ湖の湖畔で夕暮れを迎えていました。この日は満月手前の月が東の空に昇ってきていまして、秋の鈍色の雲をしっとりと纏いながら、漆黒に染まりつつある山の端に顔を出していました。その様はまさに冬の静かさの予兆のようで、東武日光駅へと戻るバスを待つ間、しばしその美しさに浸っていました。
#599 湯ノ湖、紅葉する木々越しの風景(栃木県日光市) (2024年10月29日執筆) 2018年10月21日、湯滝の傍らの遊歩道を上がっていきますと、その道筋は湯滝の水源である湯ノ湖の湖畔へと続いていきます。湖畔の木々も少しずつ色づいていまして、灰色に沈みゆく周囲の風景の中で最後まで赤々と鮮烈な色彩を保っていました。湯ノ湖の名は近くにある湯元温泉に由来し、温泉も一部湖に流れ込んでいます。
#598 流れ落ちる湯滝の風景(栃木県日光市) (2024年10月28日執筆) 2018年10月21日、東武日光駅から乗車したバスを、湯滝入口バス停で降りた頃には、渋滞の影響もあって、徐々に日が落ち始める時間帯となっていました。湯ノ湖から流れ落ちる湯滝は写真のように横側から間近に望むことができます。周囲は徐々に紅葉が進む中、夜の帳が降りはじめても、滝は青みを帯びた白い色を帯びていたのが印象的でした。
#597 戦場ヶ原、バスの車窓からの風景(栃木県日光市) (2024年10月27日執筆) 中禅寺湖畔を過ぎ、竜頭の滝の横を通過すると、バスの辿る国道120号は戦場ヶ原へと至ります。バスの車窓から眺める湿原は一面黄金色に染まっていて、路傍の落葉松も黄色く色づいて少しずつ葉を落としているようでした。夕刻が近づく空も透明感溢れる空色を帯びて、輝かしい湿原を照らしていました。
#596 中禅寺湖、バスの車窓からの風景(栃木県日光市) (2024年10月26日執筆) いろは坂を越えたバスは、華厳の滝の入口当たりを通過し、中禅寺湖畔へと至ります。写真は2018年10月21日の中禅寺湖です。晩秋となり日も短くなる中で、湖面は柔らかく差し込む午後の日の光と、山々が織りなす陰影とを受けて、かすかに揺らいでいるように見えました。間もなく訪れる冬本番に向け、ゆっくりと時を刻む湖が印象的でした。
#595 いろは坂、バスの車窓からの風景(栃木県日光市) (2024年10月25日執筆) 2018年10月21日、東武日光駅から奥日光・湯元温泉方面への路線バスに乗車しました。日光市街地から中禅寺湖までの間には、紅葉の名所として知られる「いろは坂」があります。多くのヘアピンカーブを描きながら進む山の車窓には、色づきつつある木々や、男体山などの山々の風景が広がります。カーブにはいろは順にひらがなが宛がわれているのも特色です。
#594 東武日光駅前の風景(栃木県日光市) (2024年10月24日執筆) 2018年10月21日、今市駅周辺のウォーキングを終えた私は、そのまま鉄路で東武日光駅へと進みました。日光東照宮や輪王寺、奥日光への玄関口となっている駅前には、多くの土産物店や飲食店があって、秋の紅葉シーズンを中心に多くの人々で賑わいます。奥日光への途上のいろは坂は渋滞ポイントで、定時運行が難しい旨アナウンスされていたことを思い出しました。
#593 今市屋台まつりの風景(栃木県日光市) (2024年10月23日執筆) 2018年10月21日、下今市駅周辺のウォーキングを楽しんだ際、たまたま行われていた今市屋台まつりの彫刻屋台や花屋台に遭遇しました。日光が近い今市や鹿沼などの市街地では、写真のような見事な彫刻などによって装飾された屋台が練り歩く秋祭りが行われていまして、地域の秋の風物詩となっています。
#592 日光杉並木・晩秋の風景(栃木県日光市) (2024年10月22日執筆) 2018年10月21日は晩秋の日光を彷徨しました。日光街道をはじめとした旧街道沿いに続く日光杉並木は、現在でも多くの杉が生育する環境が維持されていまして、藩政期における街道の景観を今に伝えています。その総延長距離はおよそ35キロメートルにも及び、質的にも世界最長の杉並木として知られています。
#591 大谷川越しに男体山と女峰山を望む風景(栃木県日光市) (2024年10月21日執筆) 2018年10月21日、日光市今市エリアを歩くウォーキングの中で、大谷川(だいやがわ)越しに男体山と女峰山を望む美しい秋の風景に出会いました。雲ひとつないたおやかな秋空は、そのしなやかな色彩を川面や河原に届けていて、礫が転がる氾濫原を鮮やかな乳白色に染め上げていました。
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