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俳句の中の地域
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#690 大黒天・受楽寺の風景(群馬県太田市) (2025年1月28日執筆) この日の七福神巡りの締めくくりは、大黒天を祀る受楽寺を訪ねました。受楽寺は当初は市街地、現在の太田駅北口近くにありましたが、1958(昭和33)年に現在地に移りました。山門は戦災を免れた遺構であるようで、宿場町を基礎に発展した、太田市の中心市街地の面影を残す事物の一つであるとも言えるものであるようです。
#689 金山・東山ハイキングコースの風景(群馬県太田市) (2025年1月27日執筆) 七福神めぐりのコースの中で、曹源寺から受楽寺へ向かう部分が最も距離が長い道のりとなります。金山を横断する形となるため起伏のあるルートとなることも特徴です。金山の東側を通る、通称「東山ハイキングコース」の部分は、堤(谷間を堰き止めた溜め池)とその奥の湿地状の谷を通過します。そこは早春には水芭蕉が咲く場所でもあります。
#688 布袋尊・曹源寺の風景(群馬県太田市) (2025年1月26日執筆) 永福寺からは東へ、集落の中を歩いてきますと、栄螺堂で知られる曹源寺へと行き着きます。堂内には秩父、坂東、西国の観音札所の観音像が安置され、入口から右回りに巡礼していくと、やがて一周して再び入口に戻る形になっていることから、「栄螺堂」と呼ばれます。2018年に国の重要文化財に指定されています。
#687 寿老人・永福寺の風景(群馬県太田市) (2025年1月25日執筆) 玉厳寺から北へ、東金井町の集落を歩いて行きますと、寿老人を祀る永福寺への参詣道に至ります。山麓に境内を持つ玉厳寺とは対照的に、集落の外れに堂宇を持ちます。お寺の北側には集合住宅もあって、やや現代的な住宅地警官の只中にありますが、周囲は昔ながらの農村風景もあって、地域に根ざしたお寺といった風情です。
#686 福禄寿・玉巌寺の風景(群馬県太田市) (2025年1月24日執筆) 金龍寺から金山を越えるドライブウェイを歩きながら歩き、金山東麓の東金井町に進むと、福禄寿を祀る玉顔寺へと至ります。お寺は石段を登った先にあって、境内からは東側の眺望が広がります。落葉広葉樹林の穏やかな山並みに抱かれるようにしてある寺院は、静かな集落の風景に寄り添っているように感じられました。
#685 金山・松林の風景(群馬県太田市) (2025年1月23日執筆) 金龍寺から次の寺院へは、金山を横断する山道を進む形となります。水道の施設があることから地元で「水道山」と呼ばれる一帯には、松が多く生えていて、金山の植生を象徴する風景の一つとなっています。付近には万葉の歌碑や水芭蕉の咲く沼沢地などもあって、季節ごとに美しい自然にふれあうことができる場所です。
#684 毘沙門天・金龍寺の風景(群馬県太田市) (2025年1月22日執筆) 大光院の裏手にある弁天堂を参詣し、金山へと登るハイキングコースへ進み、道なりに進みますと、毘沙門天の金龍寺へと到達することができます。横瀬貞氏が祖父新田義貞の菩提寺として建立した古刹で、紅葉の名所としても知られます。寄棟屋根の上に越屋根のある堂宇は、金山を背後にして厳かな雰囲気を持っていました。
#683 弁財天・大光院の開山堂の風景(群馬県太田市) (2025年1月21日執筆) 大光院は、一般的には「呑竜さま」として親しまれ、開山となった僧・呑竜が捨て子や貧民の子を子弟として受け入れたことから、「子育て呑竜」とも称されます。境内で一際目を引くお堂・開山堂は、1939(昭和9)年の建立です。新春のこの日は穏やかな青空の下に開山堂を望み、香炉の線香の煙は静かに空へとのぼっていました。
#682 冬ざれの八瀬川と金山を望む風景(群馬県太田市) (2025年1月20日執筆) 長念寺から次のお寺である大光院へは、桜の名所として知られる八瀬川のほとりを進みます。市街地を穏やかに流れる八瀬川沿いは、四季折々の風情も宿す、気持ちのよい散歩道ともなっています。冬のこの日は穏やかな青空の下、葉を落とした桜の並木の向こう、金山のゆるやかな山並みがはっきりと見えていました。
#681 恵比寿神・長念寺の風景(群馬県太田市) (2025年1月19日執筆) 681句から690句までは、地元太田市の「上州太田七福神めぐりシリーズ」として詠んでいきます。最初は、太田市の中心市街地・本町通りに面する長念寺の風景です。藩政期には日光例幣使道の宿場町であった太田の町並みあって、往時の雰囲気を残す古刹のひとつとも言えるのかもしれません。
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