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俳句の中の地域

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#699 夕刻の厳島神社、大鳥居の風景(広島県廿日市市)

 俳句の中の地域、次回のお題は、夕刻の厳島神社、大鳥居の風景です!
 

夕刻の厳島神社、大鳥居の風景
夕刻の厳島神社、大鳥居の風景(2018.2.11撮影)



#698 横浜マリンタワーから山下公園を見下ろす風景(横浜市中区) (2025年2月5日執筆)

 2017年2月4日、横浜・山下公園周辺を歩きました。公園に隣接する横浜マリンタワーからは、眼下の山下公園をはじめ、みなとみらいエリアやベイブリッジ、横浜港のクレーンが立ち並ぶ風景まで、港町・横浜の一帯を余すこと無く眺望することができます。立春のこの日、横浜は穏やかな晴天に恵まれて、群青に輝く海も凪いでいました。
 
群青の海 桟橋の紋黄蝶

横浜マリンタワーから山下公園を見下ろす風景
横浜マリンタワーから山下公園を見下ろす風景(2017.2.4撮影)



#697 初春の和歌山城天守閣の風景(和歌山市) (2025年2月4日執筆)

 2007年2月18日、徳川御三家・紀州徳川家の居城であった和歌山城を訪れました。この日は終始曇り空の一日で、市中心部の丘である虎伏山山上に復元された天守も、灰色の空の下でわずかに暖かさを宿す春の風を受けて佇んでいました。この日は市街地の他、和歌浦や紀三井寺なども訪れて、古来より豊かな風光に彩られる当地の風景を確認しました。
 
春陰や 天守曲輪の 土湿る

初春の和歌山城天守閣の風景
初春の和歌山城天守閣の風景(2007.2.18撮影)



#696 サロマ湖、結氷した風景(北海道佐呂間町) (2025年2月3日執筆)

 2002年2月11日、厳寒の北海道、オホーツク海沿岸を縦走しました。札幌駅を深夜に出発し翌朝稚内駅へと到着する特急列車を利用した後、オホーツク海沿岸中部の中心都市・紋別まで進む「流氷ロードバス」で雪景色のオホーツク海沿岸の地域を車窓から眺めました。流氷が接岸する時期が立春後であるためか、「流氷」は春の季語であるのだそうです。
 
流氷の天色 サロマ湖の岸辺

サロマ湖、結氷した風景
サロマ湖、結氷した風景(2002.2.11撮影)



#695 南房総・白間津の花畑の風景(千葉県南房総市) (2025年2月2日執筆)

 2016年2月21日、千葉県千倉、白間津の花畑の風景です。南房総では、水田に冬の内から花を植え付けて栽培し、一足早い春の風景を楽しむことができます。訪れたこの日は晴天に恵まれて、近くに望む太平洋も穏やかな青色を呈して凪いでいました。写真の白間津の他でも花卉栽培は盛んに行われていまして、花摘みはこの時季の風物詩ともなっています。
 
早春の花畑 潮騒の青

南房総・白間津の花畑の風景
南房総・白間津の花畑の風景(2016.2.21撮影)



#694 雪の降りしきる有馬温泉の風景(神戸市北区) (2025年2月1日執筆)

 2019年2月11日、神戸市の六甲山地のあわいにある有馬温泉の風景です。山の南側、神戸市街地は晴天で雪は降っていませんでしたが、北側の有馬温泉は降りしきる雪の中にありました。温泉街にはいくつかの泉源がありますが、高台にある天神社の境内にはそのひとつがあって、「天神泉源」と呼ばれています。
 
降る雪や 温泉街の 天神社

雪の降りしきる有馬温泉の風景
雪の降りしきる有馬温泉の風景(2019.2.11撮影)



#693 袋田の滝、結氷した風景(茨城県大子町) (2025年1月31日執筆)

 2012年1月14日、茨城県大子町にある袋田の滝を訪れました。華厳の滝、那智の滝とともに日本三名瀑の一つである袋田の滝は、山肌をダイナミックに流れ下る風景を真正面から望むことができることで知られます。近年は温暖化傾向で凍ることは少なくなっているようですが、この年は写真のように一面結氷して、厳冬の自然の奥深さを実感しました。
 
氷瀑や 淡き樹林の乾く幹

袋田の滝、結氷した風景
袋田の滝、結氷した風景(2012.1.14撮影)



#692 坊津の景観・双剣石を望む風景(鹿児島県南さつま市) (2025年1月30日執筆)

 2010年1月31日、鹿児島県薩摩半島西岸の坊津を訪れた祭の写真です。写真奥に、坊津を象徴する景勝の一つである双剣石が見えています。坊津は、安濃津、博多津とともに「日本三津」のひとつともされる、歴史の古い港湾として知られます。古くは遣唐使の寄港地となったのをはじめ、長きにわたり貿易や外国航路などの拠点となりました。
 
冬名残の雨や 坊津の真潮

坊津の景観・双剣石を望む
坊津の景観・双剣石を望む風景(2010.1.31撮影)



#691 厳冬の東尋坊の風景(福井県坂井市) (2025年1月29日執筆)

 2012年1月21日、厳冬の東尋坊の風景です。日本海岸における有数の奇勝の一つとして全国的にも名高い東尋坊ですが、この日は真冬の凍えるような暗さを秘めた日本海に静かに向き合っていました。垂直方向に規則的な切れ目が入る、いわゆる柱状節理がつくりだす景観はその規模からもたいへん希少なものと評されています。
 
薄鈍の 東尋坊の 波の花

厳冬の東尋坊の風景
厳冬の東尋坊の風景(2012.1.21撮影)

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