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俳句の中の地域
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#730 浜離宮恩賜庭園、菜の花と汐留高層ビル群を望む風景(東京都中央区) (2025年3月9日執筆) 2012年3月31日、陽春の浜離宮恩賜庭園を訪れました。園内には一面に菜の花の咲く場所があり、春空に穏やかな黄色を届けていました。近隣の汐留エリアには近年高層ビル群が林立していて、日本庭園のスカイラインにそれらが並び立つ、現代都市らしい風景を楽しむことができるようになりました。
#729 神戸北野・うろこの家の風景(神戸市中央区) (2025年3月8日執筆) 2003年3月22日、神戸市北野のうろこの家を訪れました。開港地となった神戸の後背地であったこの場所には、明治から大正にかけておおくの洋風建築(異人館)が建てられて、既存の和風建築と混在した、穏やかな町並みが形成されてきました。うろこの家もそうした建物のひとつで、六甲の山並みを背にしたスレート壁のそれは、港とともに歩んだ神戸の歴史を美しく彩っているようでした。
#728 東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏)の風景(奈良市) (2025年3月7日執筆) 2009年3月8日に訪れた、奈良の大仏の写真です。東大寺盧舎那仏像と呼ばれます。疫病や災害、政変などの社会課題を、仏教の力により快勝したいと考えた聖武天皇が結願、完成させたものとしてあまりに著名です。訪れて大仏様を見上げるたびに、自身の存在の小ささや、世間における喧噪のあまりの蒙昧さに気付かれます。
#727 梅宮大社・神苑の紅梅の風景(京都市右京区) (2025年3月6日執筆) 2014年3月8日、京都市右京区にある、梅宮大社を訪れました。四季折々の花の名所として知られ、訪れたこの時季は、神社の名前にもある梅が見頃を迎えていました。京都市街地の西側、桂川にほど近い場所にあるこの古社は、周囲もたおやかな昔ながらの土蔵造の民家なども点在するエリアで、古来からの都の近傍の風景がどのようなものであったかにも触れられる場所でもあります。
#726 ビッグアイから安達太良山を望む風景(福島県郡山市) (2025年3月5日執筆) 2013年3月10日、郡山駅前にある再開発ビル「ビッグアイ」から、まだ冬ざれた装いの安達太良山を望んだものです。この日はコンサートの鑑賞のために郡山を訪れていて、一泊した後、東日本大震災の追悼のため、仙台へ向かいました。学生時代を過ごした仙台や東北への憧憬は、今も心の中に強く、そして優しく、春暖炉のように灯っています。
#725 東京スカイツリーから望む都心の夕日の風景(東京都墨田区) (2025年3月4日執筆) 2017年3月4日、初めて東京スカイツリーに登り、展望デッキから都心に沈む夕日を眺めました。低平な、茫漠たる関東平野の中心に位置する東京の町は、大小の建造物群によって充填されていて、それらを包み込むように、橙色の太陽が徐々に地平へと近づいていくさまを、しばし見ていました。
#724 恋人岬展望台から富士山を望む風景(静岡県伊豆市) (2025年3月3日執筆) 2015年3月8日、静岡県西伊豆の恋人岬展望台から富士山を望んだ風景です。紺碧の駿河湾は、西伊豆の海岸風景を彩って、仲春の雄大な景色を完成させていました。真っ白な頂上を覗かせる富士山は、中腹から裾野にかけて厚い雲を纏わせていて、春らしい清々しい青色を呈していました。
#723 吉野梅郷、伐採前の梅のたおやかな風景(東京都青梅市) (2025年3月2日執筆) 2004年3月13日、当時は関東地方でも有数の梅の名所であった、青梅市の吉野梅郷を訪れた写真です。その後、プラムボックスウイルスの感染確認をきっかけに、防疫対策として2014年春にすべての梅の木が伐採されました。その後、再植栽が行われ、梅の名所の復活に向けて、さまざまな対応がなされているようです。
#722 波穏やかな青海島の風景(山口県長門市) (2025年3月1日執筆) 2000年3月18日、山口県長門市、仙崎地区の沖に浮かぶ青海島を遊覧するクルーズ船に乗ったときの写真です。萩を訪れる流れで行ったのですが、そこまでどのように行ったかは覚えていません。日本海に浮かぶ奇勝をたどりながらの島一周は、春の穏やかな空の下、とてもこころよいものであったことでしょう。
#721 八王子駅前、「絹の舞」のモニュメントの風景(東京都八王子市) (2025年2月28日執筆) 2008年2月2日、JR八王子駅前にあるモニュメント、「絹の舞」の前の風景です。八王子城をかたどった塔に、名産の織物をモチーフに、漢字の「八」が鮮やかに描かれています。古来より絹織物の産地として知られる八王子は、「桑都」の雅称でも知られます。東京都下多摩エリア一番の「老舗」の大都市として、今日も存在感を示すまちです。
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